1 安部県議会議長の政務活動費の政務活動費の不正支出問題でみやぎ県民の声会長として、
共産党県議団、社民党県議団、無所属の会との４会派連絡会議をつくり県議会改革への動きを強めてきました。

２　６月２日には、議長辞任催促を自民へ強く要求し、６月１０日辞任表明に至りました。

３　「憲政の常道」をふまえ、「正副議長の選出は本来同一会派で独占すべきではない」「議長選の透明化のため投票前に立候補者が議会改革への所信を述べる場を作るべきだ」との４会派の主張を自民会派に申し入れ、後者は実現しました。

４　４会派統一候補として議長選挙に立候補し、２２票を獲得しましたが、敗北し、中山耕一氏（自民、公明推せん）が新議長に就任しました。

５　県が仙台市宮城野区に整備する広域防災拠点をめぐり、多くの議員から選定経過や計画地の妥当性について疑問が出されたのを受け、「少数意見の留保」を申し述べました。

６　県外視察は以下のとおりです
７月１３日　第１０回防災EXPO　於東京ビッグサイト
７月１６日　熊本地震３ヶ月報告会　於日本学術会議
７月１９日　先端技術産業戦略推進機構総会　於東京商工会会館
７月２７日　日本学術会議シンポジウム「気候変化と森林生態の持続性」　於日本学術会議

トップ当選で６期目へ

昨年の１０月２５日に行われた宮城県議選太白選挙区（定数５）で、藤原のりすけは１１０５８票
を獲得しトップで当選し、６選を果たすことができました。
新聞では「藤原さん磐石６度目の笑顔」と書かれましたが、２位とは１４票差、３位とは２９票差
の激戦でした。皆様の支援に感謝し、初心を忘れず精進してまいります。

新会派「みやぎ県民の声」を結成し会長に就任
これまでの「改革みやぎ」を解散し、非自民、非共産の枠組みで、「県民の生活重視の政策」
ならびに「知事に対し是々非々んお姿勢」でのぞむ新会派「みやぎ県民の声」を結成しました。
この第２会派は１０名で構成され、元衆議院議員や町長６期をつとめ県市町村会長などを歴任した
ベテラン威信の党現職および指定廃棄物最終処分場問題で先頭に立つ加美町元総務課長など
多士済済の顔ぶれです。

　「これまでの道」（高校同級生の文集への投稿）

昨夏母の先祖の菩提寺である兵庫県香住町の行基菩薩由来の大乗寺に墓参りできました。

円山応拳が修行中の頃住職が支援をし、その御礼に長沢蔵雪など十名の弟子とともに百六十五面の襖絵を描き、それらはすべて国の重要文化財に指定されています。

先祖に偉いお坊さんがおられ顕彰の石碑が建っていました。ちなみに、家内の先祖も新潟市の修行僧のいる円通寺の住職でした。

そうした私が今政治の道にいるのは、故Mさんの影響が大きいと思います。
左翼新左翼が入り乱れていた大学時代、私は児童文化班に所属し、地域で子供会を開催し人形劇や影絵などを演じていました。
友人と話し合って、普通の学生生活を取り戻したいとの想いで、ガリ版でチラシを作って配り始めました。
マルクス主義全盛の時代で、私も一年の夏に「資本論」を一応読みましたが、よく理解できませんでした。当時新左翼系の学生に人気の先生がおられ、私もその授業を受講していましたが、どうにも納得がいかないので、授業中に手を上げてその旨を述べたところ、先生は翌週の授業は休講にするので、反論を考えておくようにと言われました。

翌々週の授業の冒頭、反論を述べるように言われたのですが、そんなことはできるはずもなく「すみません。反論できませんが納得できません」と言うと教室内に嘲笑が起こりました。

学生時代にも少数派でしたが、それ以降もいつも狭き門を選んできたような気がします。
二十四で結婚し、二十七のときに娘が生まれました。

名前は「星々の火を似て原を焼くべし」（どんな小さな火でも野原を焼きつくすことができる。その時にたとえどんな小さな真実であっても、それが真実であれば必ず世を得ることができる）との想いを込めました。

四十二歳の時に、参議院選挙に立候補し落選した後、職を辞して仙台に戻ってきました。
「猿は木から落ちても猿だが、政治家は選挙に落ちたらただの人」と言われますが、それは嘘です。普通の人以下だと思います。普通の会社にはなかなか勤められないし、家族にかける迷惑は並大抵のものではありません。

「運動」は「自ら人様の所まで足を運んでその人の心を動かすものだ」という先輩の教えを守り、とにかく歩きました。最初は二万件以上、最近の選挙でも一万件以上を目標にしています。

「お世話になっています」と言えば、「お前なんか世話した覚えはない」と言われ、下唇を噛む毎日だったと思います。平成七年に宮城県議会選挙で当選し、お蔭様で五期目になりました。